ご挨拶
~開室20周年を迎えて~
2006(平成18)年3月に、失語・高次脳機能障害のある方のためのご相談とセラピーの場を開設して、2026(令和8)年で20周年を迎えます。当時、成人の方を対象とした言語聴覚士(ST)の開業は非常にめずらしく(その状況は今でも変わりませんが)、開設当初は、「とりあえず3年間頑張ってみて、継続が難しいようであれば諦めよう」と思っておりましたが、幸い、多くの方々に支えて頂き、ここまで続けることができました。利用者の方々をご紹介下さいました言語聴覚士(ST)や医師の先生方はじめ、関係各位に心から感謝申し上げます。
また、この節目となるタイミングで、当相談室の利用者でいらっしゃる後藤芙美子さんが、ホームページのリニューアルをご提案下さいました。様々なご縁に支えられていることを痛感しております。これからも、微力ではありますが、当相談室を必要として下さる方々に、必要なセラピーを、必要なだけご提供できるよう、精進して参りたいと思います。
2025(令和7)年 8月31日
小嶋知幸
開室の目的
失語・高次脳機能障害の回復は長期にわたるため、年単位での支援が必要なのですが、一般的に、医療機関で提供される失語・高次脳機能障害のリハビリテーションは、入院が中心であり、且つ、期間にも一定の制限があります。特に若い方の場合、病院を退院してからリハビリテーションを継続する選択肢が非常に限られているのが現状です。そのような方々のお力になりたいとの思いから、当相談室を開設致しました。
高次脳機能障害とは
私たちが日々の暮らしの中で行っている様々な営みの中で、「人間ならでは」の働きと言える、言語・思考・認知・行為・記憶・注意などのことを「高次脳機能」といいます。そして、脳の病気や怪我などの後遺症で、それらに不具合が生じている状態を「高次脳機能障害」と言います。
お問い合わせ
当相談室は医療機関・専門家からの
ご紹介が中心ですが、
直接のお問合せも受け付けています。
アクセス
〒272-0023 千葉県市川市南八幡4-4-5
ウィンズ本八幡703号
電車でお越しの場合
- 1. JR総武線本八幡駅南口徒歩1分 * 都営地下鉄新宿線の場合はJR方面へ出る
- 2. 駅ビル(シャポー)を東京方面へ出て、行徳街道を南に約40メートル。左側のレンガのビル。